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乳がんのトピックス
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ラパチニブとトラスツズマブのみを併用する術前化学療法(ASCO2011)

HER2陽性乳癌に対して、ラパチニブとトラスツズマブのみを併用する術前化学療法

 

第47回米国臨床腫瘍学会(ASCO2011)にてTranslational Breast Cancer Research ConsortiumのDr.Jenny Changが発表

 

対象:64例

結果:pCRは28%

ER陽性グループのpCRは21%(39例中8例)

ER陰性グループのpCRは40%(25例中10例)

pCRとnpCRをあわせた奏効率は53%で、ER陽性グループでは56%、ER陰性グループでは48%

臨床的奏効率について、全奏効率は75%、完全奏効率は31%、部分奏効率は44%

だだし、

病理学的完全奏効率(pCR)の定義は、浸潤癌がないこと、npCR(near pathological response)は1cm未満の残存病変のみがある状態

 

 

投稿日時:2011.06.03(Fri) 12:40:00|投稿者:machida


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