乳がんのトピックス
news
ハーセプチンの術後補助療法への適応拡大
乳癌の分子標的治療薬トラスツズマブ(ハーセプチン)が2008年3月より術後補助療法として利用できるようになった。
2008年1月31日の厚生労働省薬事食品衛生審議会にて審議。2月29日承認。
HERA試験では術後に1年間ハーセプチンを投与することで、再発のリスクを36% 死亡のリスクを34%下げることがわかった。
術後補助療法として利用する場合、1日1回トラスツズマブを初回投与時は8mg/kg、2回目以後は6mg/kgを3週間間隔で点滴静注する。
ハーセプチンの薬価は
「ハーセプチン注射用60」 2万3992円
「ハーセプチン注射用150」 5万6003円
55kgの女性で
初回 16万8千円(3割負担として約5万400円)
2回目以降 13万6千円(3割負担として約4万800円)
上記はあくまで薬代のみの金額です。
投稿日時:2008.03.01(Sat) 12:00:00|投稿者:machida